AM11:00 土曜

目覚めた瞬間、昨夜の深酒のせいか、ひどく最悪な気分だ。

胃はもたれ、少し頭が痛い。

リビングに向かいソファに一旦座る。

すぐに立ち上がって冷蔵庫を開くと、

半分くらい残っている赤ワインが冷えている。


自分でもよくわからないが、

深みのある紫色を目の前にあった

コップにドボドボと注ぐ。

冷えているにもかかわらず、果実の芳醇な香りが立ち込める。

モーニングコーヒーを飲むように飲んだ。


濃厚なブルーベリージャム、オレンジピール、青い野菜、イチジク、ペッパー、コーヒーなどが入り混じり

凝縮感のある一本の線が優しく、余韻として長く続く。

目が覚める

一杯七千円もするワインをなんのこだわりもないコップで飲む

朝の迎え酒も悪くないと思いながら



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