こんにちは、店長です。



ここ一ヶ月くらいずっと考えていたのですが、最近自分のソムリエとしての能力に上限を感じます。


僕は、うまく人生設計できない人間です。ビーボに入社した経緯は、10年のレストラン経験を経て、大体見てきて、勝手に全部やりきった気分になってしまい、仕事がつまらなくなっていました。

それから自分の飲食店はこうだ、という考えを突き詰め、モヤモヤしていたら社長の健太郎さんに出会い、考えに共感して入社しました。

なので僕は飲食の集大成がビーボだ、みたいな感じで働かせてもらっています。

だから、自分の中でビーボはとりあえずのゴールみたいなイメージです。将来計画できていないので、いまは通過点にもなりません。ここで終わりかもしれません。

ビーボに入って一年以上が経ちましたが、この会社でやりたいこと、できること、できていないことがたくさんあります。

よし次行こう、という考えにはならず、よしやっていくか、やり続けていれば次は何が見えてくるんだろうと思ってお店に立っています。

というわけで、ビーボはこれからも続けて行くつもりです。なぜかよく聞かれるので笑 そんなに辞めそうですかねえ。



話はそれましたが、僕はソムリエとしてワインを分析コメント、管理、リスト作成などはできます。ただ、それしかできません。

ワインを飲まれて否定的なコメントばかりする人たちが居ます。僕もたまにやりがちです。ソムリエは健全なワインを、できるだけ良い状態(温度や飲み頃)で出すことが仕事です。

決して、僕らはネガティブな意味での同じ立場になってはいけません。なんにだって良いところはある。ここにフォーカスしないと全部ダメに決まっています。

ワイン、生産者、畑、僕らも生きています。注文する人、それを出す人、作る人、少なからず色んな想いがあるはずです。それらにこちらから寄り添わない限り、美味しく飲めるわけがありません。

ブルゴーニュだったら、あのぶどうは、知るかよ。いま飲んでいる、その目の前のワインをちゃんと見てやってくれ。

じゃあなんだ、自分は栽培、醸造に関わりたいのか。そういうわけではなく、ソムリエとしてどうなんだとグニャグニャ考えていたら、もう少しその辺のラインに踏み込めたらとさっき思いました。出し手として。


なんでもそうなんでしょうが、今自分が立っている場所や位置確認(社会的、能力的に)を客観的にしっかり考える時間をつくることは必要なんだと思います。

自分はどこに向かって、今どこにいるんでしょうか。人に教えてもらうことではなく、いつだって自分で決断して、あなたが決めて定義することです。


KICK THE CAN CREW
「住所 feat. 岡村靖幸」