vivo daily stand 中野本店

東京都中野駅徒歩3分!vivo daily stand中野店はフレンチデリとデイリーワイン、エスプレッソやカフェラテを提供するバルです。

カテゴリ: ワイン

ヤーマン





ナベです

今日も中野店に入ります。








僕のことを勘違いしている人が恐ろしい数いることがわかったので、




本店のブログを借りて、平成が終わる前にここでハッキリお伝えしておこうと思います。






こんなブログは最初で最後です。










ハッキリ言います















僕の名字は

【田邉】


です!!!!!







TANABE!!!!!!



タナベ!!!!!!!!!!








僕のことを渡辺(わたなべ)だと思っていた人、

期待を裏切ってしまい大変申し訳ございません。






田邉だと分かってくれていた人、

いつもvivo daily standをご利用いただきありがとうございます。







本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。





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中野店
淹れたてコーヒーでほっと一息どうぞ☕

ホットコーヒー 400(432)
アイスコーヒー 400(432)
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【vivo daily stand】

【中野店menu】

【access】

vivo daily stand 中野店
中野区中野3-35-6
tel:03-5888-5476
hours:17時-26時 年中無休




こんにちは、店長です。

愚痴や弱音を一切言わない人でした。少しくらい、小言を聞きたかった。いま思い出しても悔しい。この頃から伝えたいことはできるだけストレートにしています。


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【2017年10月10日】

ナイロールの眼鏡をかけた

知的な印象の男性は、

「これ美味しいね、すごく好み」

ザクロ色がかった深いルビー色をグラスの中でまわしながら、余韻に酔いしれている。

ナイロールとはレンズの上にだけフレームのあるタイプのこと。「これ、僕も好きです」と、グラスに注いだボトルをラベルが見えるようカウンターにそっと置く。

年季の入った天然の一枚板。広く、八メートルはあり、一般的なレストランとは異なり、カウンターがメインだ。

男性がお店に通い始め、一年以上だろうか。様々なタイプのワインをお任せで注文する。その中で一番好みだったワインが、

【ガッティナーラ トラヴァリーニ】

【ネッビオーロ】百パーセントでつくられるワイン。北イタリア、ピエモンテ州の一番左端のガッティナーラ地区。

ピエモンテで有名なワインとしてバローロとバルバレスコがあるが、これらも同じ【ネッビオーロ】からつくられる。

これまで提供してきたワインの統計では、女性的なニュアンスのワインが好きみたいだ。

バラの繊細な香りや、胡椒を思わせるスパイシーな香り、柔らかく、絹のようなタンニンとストラクチャー。酸がしっかりあるのに、ここまで心地よくエレガントに飲めるワインはそう多くない。

丁度一年前、十月に男性はこのワインが好きで、現地のワイナリーにまで行ってしまったのだ。後日、大量のワインを買い付けてきた。本当に気に入っているんだろう。




「買ってきたワイン、今度一緒に飲もうよ」

一度、顔だけ出してくれた。

イタリアから帰国後、しばらく男性の来店はなく、久々に十一月の下旬に来店。深夜二十四時頃、カウンターで一人、赤のグラスワインと前菜を召し上がっていた。その日は、仕事が余程忙しいのか、心身共に憔悴しきっている。

「大丈夫ですか?」

「ちょっと忙しいけど、大丈夫だよ」

この人が仕事で愚痴や弱音を吐いたことは一度もない。

いつもシェフがつくる料理とウェイターのお任せワインを楽しみに、嬉しそうに飲んで、食べていた。

「それじゃ、またね」

お店の入り口までお見送り

これが男性の最後の言葉となった。

突然ぱったりとお見えにならなくなり、連絡もつかず、仕事が忙しいんだろうなと、その程度に思っていた。

そして、2017年、1月5日

確か年明け営業初日だったと思う。

その日、

男性の突然の訃報を知ることになった。

数ヶ月後

「予約なしでも大丈夫ですか?」

三名様、御来店

テーブル席に案内すると

「実は…」

ご親族の方々だった

その日は男性がよく食べていたものと、お気に入りだったガッティナーラをボトルで注文。あの子はこういうものを食べて、飲んで、こんなことを感じていたんだ。終始、 団欒していたが、正直見ていてしんどかった。


ウェイターからは男性の人柄や、食事やワインの好みを説明、それ以外の言葉は何一つ出てこない。

何も言えず、無力感しかなかった。





常連のお客様が次の日また来てくれるとは限りません。【飲食店とお客様】この関係を対等に良く保てるよう、誠意を持って一日望んでいます。

予想もしないことが起きる連続で、一日振り返ると後悔することが多く、

あの時、こうしていればよかった。

あの時、こういう言い方だったら。

ショッキングな出来事も頻繁にあります。毎日その繰り返しです。たぶんこれからもずっとそうです。

それと同じように、扱ってきたワインにも一本ずつそれぞれの思い出と、記憶が積み重なっていきます。

ここまで書いてきて何を言いたいのか、自分でも未だ解決できていません。お店に来てくれた人にソムリエとして何ができるのか、できたのか。所詮、人一人にそれほど多くのことはできないと思っています。


globe  Precious Memories


こんにちは、店長です。


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【2017年10月06日】

山の澄んだ空気、パノラマに広がる緑色の景色、畑の土、芝生が入り交じった香り。周辺には山羊やニワトリに、子供達が餌をあげている最中だ。


今日は都心の生活では味わうことの出来ない体験を楽しみにやってきた。東京から車で約六十分、神奈川県伊勢原市、日曜日、時刻は十三時、風速二メートル、晴天。

一週間ほど前に、友達から誘いがあった。【野外レストラン】夏が終わり、十月上旬の涼やかな季節に、これほど魅力的なイベントはないだろう。断る理由などない。


「お飲み物はこちらからお願いしまーす」ぞろぞろとドリンクコーナーに人が集まり、各々が順番に注文している。


「ソーヴィニョンブラン!!」


前方から男の声が聞こえてきた。


「お」思わず声に出る。


豊富に白ワインの種類があるみたいだが、迷わずソーヴィニョンブランをお願いする。山と畑、動物に囲まれ、簡易テーブルに豪華なアンティパストが並ぶ。そしてワイングラスを片手に芝生を踏みしめているのは変な感じだ。


スッと香りを嗅ぐ、強烈な青草やハーブ、他のブドウとは明らかに異なる強い香り。一度体験すれば二度と忘れることはない。この明るい緑色のワインは、芳香性が高いことが特徴だ。同じ個性的な香りを持つ、フレッシュなシェーヴルチーズなら、爽やかな酸味も同調し、相性が良いはずだ。目の前の山羊を眺めながら。少し後ろめたい。


今見える風景をそのままワインにしたようなもの。言い過ぎではないだろう。自然に囲まれて飲むソーヴィニョン・ブランは格別に美味しいと確信する。真夏にテラスで飲む雰囲気も捨てがたい。この場でこんなことを考えるのは自分くらいか。


まだ、飲まずにイメージを膨らませている。気付けば、周りは賑やかに飲み始めていた。グラスに口をつけようとした瞬間、いつの間にか、「ソーヴィニョン・ブラン!」と叫んでいた男が隣に居る。


「何飲んでんの?」


「白ワイン」


初対面で馴れ馴れしい人は苦手だ。


「ブドウは?」


「ソーヴィニョン・ブランです」


「お、一緒じゃん」


ナンパだろうか。


面倒だ、ゆっくり飲みたい。


男は山羊を指差しながら


「山羊には悪いけど、この酸味と香り、シェーブルか魚介に合わせたいね。もしくはあの畑の採れたて野菜でも」


「お」

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ソーヴィニヨン・ブランの語源はフランス語の「ソヴァージュ(野生的な)」から来たと言われ、早熟で樹勢の強いブドウです。


青々しい風味は、未熟時と、完熟時で大きく味わいが異なるのが特徴的で、未熟時は草っぽい青臭さを特に強く感じますが、熟すとトロピカルな風味に変わります。


前者はフランス、ボルドーに多く、後者はニュージーランド、南島マルボーロ。ニュージランドのソーヴィニョンはトロピカルな夏のイメージ。これから寒い季節は、上品なボルドー・ブランをお勧めします。


金曜の夜、ソーヴィニョン・ブランで今年の夏の思い出を、おつまみにいかがでしょうか。


vivo daily stand全店


今月からシェーブルはじめました。


東京フレンズ サバ缶 - to me



こんにちは、店長です。

一人の特別もいいけど
二人の特別はもっといいと思う。

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【2017年10月24日】

冷たい空気の中、暖かさが身に染みる季節になってくる頃。

今年もあと少しだなとぼんやりと考えはじめる。

華やかなイルミネーションが輝き、街中が明るくなる楽しい時期。一年を通じ最も多くの恋人たちでレストランが賑わうクリスマスも終わると、一気に年末年始モードに入る。

一週間でここまでガラリと雰囲気が変わる期間はないだろう。

のんびりしていられるのも今のうち、気が付けば残り二ヶ月間、あっという間だ。

去年の年末営業最終日、グラスを洗い、拭き取り、空き瓶を捨てて後片付けも大体終わった頃、シェフから一年の労いの意味を込めたシャンパンのプレゼント。

1976年【カルト ドール ブリュット】
40年物のドラピエ。9割【ピノ・ノワール】黒ブドウでつくられるシャンパーニュ。

意表をつかれ、上手く感情表現できない。

早速、針金を緩めそっとコルクを抜く。グラスに柔らかに発泡する液体を注ぐ。やや銅色を帯びた金。ドライフラワーやフルーツコンフィのニュアンスの香りが豊かに広がる。

フルートではなく、
ブルゴーニュグラスに。

自分の年齢より生きているシャンパン、緊張する。

40年目を迎えたものとは思えないような洋梨やカリンなど、フレッシュなフルーツを感じる。若々しいが、確かな熟成感、洗練された泡立ち、妖艶な雰囲気。

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「脳天突き抜けるほどの奥深い余韻」

大きな存在感で心地よく長い余韻にいつまでも浸っていられる。

そして、一年の締めくくりに極上のシャンパーニュを飲みたいなとまたぼんやり考えはじめる。

あれ以来、シャンパーニュを再定義し、喉を潤すように飲み干す飲み方や、とりあえずビールのようにグラスで注文することはなくなった。

特別な日に注文したいものに変わった瞬間。

シャンパーニュ地方は、フランス産地の最も北にあり、年間平均気温は11度、真冬になればマイナス25度にまで下がってしまう。

過酷な環境の中、栽培者達は何故畑仕事を続けているのか。

その歴史と発泡する液体に魅了された人々。

これから年齢を重ねるたびに、

シャンパンを飲む機会が増えたら、幸せだろうよ。

Still Falling - The Morning After Girls


こんにちは、店長です。実は今週しれっとテントウ虫ラベル出してます。これ。

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えぇ、くだらないお話です。


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【2017年10月18日】

ほとんどの席が埋まり始める遅い時間、いつもの時間に男性も現れた。

入口付近のスタンディング席と、カウンターに一つ空きがある。常連客はスタンディング席に流れる傾向にあるが、今日は迷わずカウンターに向かった。

「こんばんは」

「おっす、生ちょうだい」

右手でレバーを引き、左手に持ったグラスに金色のビールが注がれ、白いクリーミーな泡で蓋をする。

「お待たせしました」

「はいよ」

ゴクゴクと一口で半分くらい飲み、一呼吸。ようやく忙しい一日が終わったみたいだ。

黒髪のナチュラルショート。健康的な小麦肌。一見すると無地のネイビースーツに見えるが、光の当たり具合で、光沢のあるストライプ柄が浮き出ている。

いつもと雰囲気が少しちがう。何か思い詰めて、寂しげな表情。

「なんか赤ちょうだい」

「どんな感じにしますか?」

「今日は任せるよ」

グラスは既に空になっている。

何を勧めようか

「今日さ、娘の誕生日なんだよね」

「…………」

何も言わずにセラーから一本のワインを取り出す。

そのボトルのラベルはキラキラしていて、テントウムシのイラストが描かれた可愛らしいデザイン。透き通った明るいルビー色のワイン。

「どうぞ」

「可愛いラベルだね」

ワインを口に含む

「飲みやすいね。美味しいよ、ありがとう」


事情は分からない

ただ女の子というイメージのワインを勧めずにはいられなかった。

男性はビールを飲んでいたときより、少し嬉しそうな表情で、じっと優しい目でボトルを眺めていた。


ワインでテントウムシは幸運を呼び込むという意味がありますワインは味だけでなく雰囲気で飲むこともできる。


伝えようとしたが、

その必要はなさそうだ。

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LUCKY TAPES - レイディ・ブルース

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