vivo daily stand 中野本店

東京都中野駅徒歩3分!vivo daily stand中野店はフレンチデリとデイリーワイン、エスプレッソやカフェラテを提供するバルです。

タグ:daily

サッカー日本代表勝ちましたね。
ええ試合でした。
嘘です、普通の試合でした。
ひとつ前のブログで店長もニュージーランドの話してましたね。ワインのお話。
そっちの方が内容あるんで見てみてね。


https://goo.gl/3FyGk8

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中野店
淹れたてコーヒーでほっと一息どうぞ☕

ホットコーヒー 400(432)
アイスコーヒー 400(432)
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【vivo daily stand】

【中野店menu】

【access】

vivo daily stand 中野店
中野区中野3-35-6
tel:03-5888-5476
hours:17時-26時 年中無休

山の澄んだ空気、パノラマに広がる緑色の景色、畑の土、芝生が入り交じった香り。周辺には山羊やニワトリに、子供達が餌をあげている最中だ。


今日は都心の生活では味わうことの出来ない体験を楽しみにやってきた。東京から車で約六十分、神奈川県伊勢原市、日曜日、時刻は十三時、風速二メートル、晴天。一週間ほど前に、友達から誘いがあった。【野外レストラン】夏が終わり、十月上旬の涼やかな季節に、これほど魅力的なイベントはないだろう。断る理由などない。


「お飲み物はこちらからお願いしまーす」ぞろぞろとドリンクコーナーに人が集まり、各々が順番に注文している。


「ソーヴィニョンブラン!!」


前方から男の声が聞こえてきた。


「お」思わず声に出る。


豊富に白ワインの種類があるみたいだが、迷わずソーヴィニョンブランをお願いする。山と畑、動物に囲まれ、簡易テーブルに豪華なアンティパストが並ぶ。そしてワイングラスを片手に芝生を踏みしめているのは変な感じだ。


スッと香りを嗅ぐ、強烈な青草やハーブ、他のブドウとは明らかに異なる強い香り。一度体験すれば二度と忘れることはない。この明るい緑色のワインは、芳香性が高いことが特徴だ。同じ個性的な香りを持つ、フレッシュなシェーヴルチーズなら、爽やかな酸味も同調し、相性が良いはずだ。目の前の山羊を眺めながら。少し後ろめたい。


今見える風景をそのままワインにしたようなもの。言い過ぎではないだろう。自然に囲まれて飲むソーヴィニョン・ブランは格別に美味しいと確信する。真夏にテラスで飲む雰囲気も捨てがたい。この場でこんなことを考えるのは自分くらいか。


まだ、飲まずにイメージを膨らませている。気付けば、周りは賑やかに飲み始めていた。グラスに口をつけようとした瞬間、いつの間にか、「ソーヴィニョン・ブラン!」と叫んでいた男が隣に居る。


「何飲んでんの?」


「白ワイン」


初対面で馴れ馴れしい人は苦手だ。


「ブドウは?」


「ソーヴィニョン・ブランです」


「お、一緒じゃん」


ナンパだろうか。


面倒だ、ゆっくり飲みたい。


男は山羊を指差しながら


「山羊には悪いけど、この酸味と香り、シェーブルか魚介に合わせたいね。もしくはあの畑の採れたて野菜でも」


「お」

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ソーヴィニヨン・ブランの語源はフランス語の「ソヴァージュ(野生的な)」から来たと言われ、早熟で樹勢の強いブドウです。


青々しい風味は、未熟時と、完熟時で大きく味わいが異なるのが特徴的で、未熟時は草っぽい青臭さを特に強く感じますが、熟すとトロピカルな風味に変わります。


前者はフランス、ボルドーに多く、後者はニュージーランド、南島マルボーロ。ニュージランドのソーヴィニョンはトロピカルな夏のイメージ。これから寒い季節は、上品なボルドー・ブランをお勧めします。


金曜の夜、ソーヴィニョン・ブランで今年の夏の思い出を、おつまみにいかがでしょうか。


vivo daily stand全店


今月からシェーブルはじめました。






ブドウシリーズ

【シャルドネ】

【オレンジワイン】

今月からトップクラスのラテアート職人が中野店に入ります。

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みなさん、仲良くしましょう。


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彼は言ってました。


「なんでも描いてやるよ」


「俺、vivoでお酒出すより、ずっとコーヒー出してたいもん」


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何処にでもあるお洒落な居酒屋だっただろうか、思い出せない。いつもはビールやハイボールだが、今日はなんとなくワインにチャレンジしようと思った。

メニューには白ワインと赤ワインが1種類ずつ。白ワインの方が飲みやすそうだ、白を注文。【シャルドネ】葡萄の品種らしい、よくわからない。最近よく見るカタカナ。

目の前にグラスが置かれ、勢いよくジャバジャバと注がれる。この液体量で同じ価格なら、おそらくジョッキのビールの方が満足度が高いだろう。

グラスを手に取り、何も考えずにゴクンと喉を鳴らす。グラスに鼻を近づけて匂いを嗅ぐ仕草は、格好つけているようで嫌いだ。メニューの解説にはミネラルやレモン、フレッシュな……この舌には何ひとつヒットしない。

正直、ワインを美味しいと感じたことは一度もないのだ。すぐに飲み干し、すみませんと店員さんを呼んでハイボールを注文した。



肌は白く、短髪で整った顔立ちの青年が「失礼します」一言。ボトルの生産地と名前が読み上げられ、抜栓。流れるような作業が美しい。人は見ていないようでウェイターの動作をなんとなく見ているものだ。そして、若々しい輝きのあるレモンイエローの液体が、真っ白なテーブルクロス上のグラスに注がれる。

何処かお洒落な居酒屋で、ぼんやりワインは美味しくないと思っていたあの頃を、ふと思い出しながら、香りを嗅ぐ。柑橘系、レモンやグリーン系のハーブを瞬時に感じ取れる。 口に含み、ゆっくり味わう。

強い酸味があり爽やかな印象、フレッシュでミネラル感もしっかりしている典型的な【シャブリ】だ。例えるならまだまだ荒削りで素っ気ない若者。専門的になり過ぎないよう気を遣いながら彼に説明する。

10年前、自分もこんな風だったのだろうか。【シャルドネ】すら分からず、ワインに苦手意識があった。

今では、自然にシャブリと言えて、人に説明できることが少し可笑しくて、1人で笑ってしまった。彼は不思議そうな顔でこちらを見ながらひとくちゴクンと飲んだが、お酢を飲んだような表情になり、今度は2人で笑ってしまった。
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シャルドネは個性がないことが個性というか、汎用性が高いです。産地や醸造方でガラリと表情が変わります。つまり、産地やワイナリーの特徴や個性をはっきりと感じることが多いです。

今では何処にでもあるシャルドネ種の白ワイン。たまにワインの選び方がよくわからないという相談をされますが、シャルドネの場合は、産地を基準にして選んでみるのもいいと思います。

因みに、シャルドネの名は、フランス・ブルゴーニュのマコネにある村、【シャルドネ村】から取ったものと言われているのはご存知でしたか?

今宵はシャルドネで世界各国旅行気分を味わってはいかがでしょうか。

"ワインを飲む。それはテーブルの上の旅だ。グラスから立ちのぼる香りは、葡萄が育った土地の、太陽と風と土がつくりあげたもの。ゆっくりグラスを傾けると、ワインは私たちを連れていく。緩やかに続くブルゴーニュの黄金の丘へ、地中海が迫るシチリアの葡萄畑へ、白く雪が輝くアンデスの麓の醸造所へ。




ここに、その旅を競技にしたものがある。ブラインドテイスティングという。選手達の前に、謎のワインがある、選手達はグラスを手に取り、旅に出る。最初、その行き先は分からない。色を観察し、様々な香りを嗅ぎとる。ブルーベリー、ブラックベリー、黒胡椒、シナモン。マッシュルームのような複雑な香り。土のにおい。わずかにミントやメンソール……。




そのうちに、選手達は、そのワインを生んだ土地へと呼び寄せられていく。葡萄が育った、太陽と風と土のもとに。数分間の旅から帰り、選手は宣言する。「このワインがつくられたのは、アメリカ、カリフォルニア。ナパヴァレー。葡萄品種は、カベルネ・ソーヴィニョン。ヴィンテージ、ニ〇〇五年」闘う選手達は、ソムリエ。テーブルの上の旅の案内を生業とする人々だ。"





「たたかうソムリエ-世界最優秀ソムリエコンクール」
pp.9-10
著者/編集:角野史比古
出版社:中央公論新社





「うんちくばかりたれるいけ好かない職業」というイメージの方も多いと思います。それでも、必死に勉強して覚えた膨大な知識、もう考えたくない、飲みたくないと思いながら、様々な種類のお酒を飲んだ経験。これら全て、自分の目の前の人達を幸せにするために、精進したひとつのやり方です。



そんなことを頭の片隅に入れて、何処かでワインを飲んでもらえたら、きっと楽しいです。



赤ワインが、より美味しく感じる季節になってきましたね。

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